LEAN IN? LEAN OUT?やっぱりLEAN INでしょ!働く女性を応援🏁

🌞女性の働き方🌞

働く女性ならば一度は聞いたことがあるだろう本について、今回は記載したいと思います。Amazonでもベストセラーとなったフェイスブックの元女性COOシェリル・サンドバーグ著の本、『LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』です。
女性が持つ仕事に対する内なる障壁を取り去り、女性たちがもっとビジネス社会おいて、進出(高い地位を目指していくべき)し、女性リーダーが増えることが、社会にとっても良い効果を生み出す。そのために女性たちが意識したいこと、知っておくべきことについて記載されています。印象的な文章は、”本当に平等な世界とは、女性たちが私たちの国家や企業の半分を運営し、男性たちが私たちの家庭の半分を運営するという世界であろう。”です。
この本が全米、そして全世界で話題になると同時に、本紙に対する批判も多々あったようです。基本的には、結局このシェリル・サンドバーグさん自体が、家庭にも金銭的にも学歴的にも才能にも恵まれている人だったからこんな内容が書けるのだ、働く女性の中での格差を広げただけだ、という点が主ではないかと思います。LEAN INを皮肉って、LEAN OUTという本も出版されているようです。

確かに、読んでいる誰もが、彼女の圧倒的な才能と輝かしい経歴に別世界のことだと考えてしまうことは頷けます。しかし、そこで私なんて及ばない…と思考をストップするのはとても勿体ないです。誰も彼女になる必要はない。私も勿論、彼女とは20周回遅れくらいの経験の差を感じますが、だ、彼女の持つエネルギッシュなエッセンスは自分に吸収したいと、とても勇気づけられる内容でしたので、働く女性は読むべき!とお勧めしたい本です。

勇気づけられるポイント
■ペテン師症候群に負けるな!
■女性のキャリアは椅子ではなくジャングルジム
■完璧主義は大敵!

ペテン師症候群に負けるな!
褒められるたびに罪悪感を覚える、評価など値しない人間だと思う。十分な実力がありながら理由もなく自信も持てずに悩むこのような症状は「インポースター(ペテン師)・シンドローム」と呼ばれており、圧倒的に女性に多いそうです。例えば試験に落ちた原因として、男性は「勉強しなかったから」と答える一方、女性は「自分の能力が足りなかった」と回答する人が男性より圧倒的に多いことも一例です。周囲を顧みない自分の実力への自惚れ屋は男女問わず嫌われますが、少なくとも、仕事上は自分への自信はいつでも持つべきです。まず根拠が無くても、自分を信じるという姿勢を持つことが、ペテン師症候群に陥らない第一歩ですね。


■女性のキャリアは椅子ではなくジャングルジム
キャリアを築くうえで女性にとって悩ましいのは、先が見えないこと。男性のように一直線に仕事に邁進する、出張に出掛け続けたり、場所を異動する転勤、駐在等に即答しずらい心境、例えばライフイベントを控えていると進み続けることに迷うこともありますね。しかし、この考え方によって、女性のキャリアは一直線では無くて良いのだ、と改めて思えます!キャリアは真っすぐ上に進むだけではなく、横にいったり、たまには下がったり、また登ったり…そうして、自分の最終的なゴールに向けて進み続ければ良い。転職や何かしらの要因で仕事を離れなくてはいけなくなった時も、またそこから自由に道を見つけることが出来る。長期的にキャリアを築くためには、何より継続力・忍耐力が必要ですが、心強い心の拠り所も必要ですね。常にジャングルジムを心に描いて、今いる場所からの展望を楽しみ、そしてその次のステップへ進みましょう!

■完璧主義は大敵!
本書でも「スーパーママ神話」という章がありますが、仕事も家庭も趣味も全て完璧!!という思いを抱いて過ごすのは、結局全てを中途半端な状態にしてしまうことでしょう。そう、全てを自分の中で完璧を目指すよりも、優先順位をつけて、その大事なことがその日に出来れば、OK!という考え方に変えましょう。働くママは働いていないママよりも、子供といる時間が短い、でもその代わりにお金を稼いでくる、逆に働いていないママは働くママよりも、子供と沢山の時間を過ごし、家を綺麗に保ち、バランスの良い手作りの食事を作る・・・等々、何かをするには何かが出来ない。これは当たり前のことで、大事なものを大切にするには、何かを犠牲にしなくてはいけないですね。時間の使い方も、それに掛ける想いも全て自分次第。完璧主義は捨て去ろう!

上記の3点は、私が特に心に残っている本書で指摘されているポイントです。それ以外にも、本書には沢山の経験に基づいた働く女性へのメッセージが込められていますので、ぜひぜひ、お気に入りポイントを見つけてみてください。
私も、改めて、「よし!少し上を目指してみよう!」と考えるようになりました!
最後までお読みいただきありがとうございます。

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