女性が知るべき「暗黙のビジネスルール」~第2回~

🌞女性の働き方🌞

前回に続き、女性知らない7つのルール 男たちのビジネス社会で賢く生きる法エイドリアン・メンデルさんというアメリカの精神カウンセラーが書いた本についてご紹介します。前回は、ビジネス社会には男性特有の「暗黙の7つのルール」があり、「ビジネスはゲーム」という男性が無意識に前提としている考え方についてでした。今回はルール③~⑦についてです。(前回の記事はこちら 【誰も教えてくれない】働く女性が知るべき暗黙のビジネスルール ~第1回~| てむのブログ

ルール③ つらくても継続する

一生懸命働くことは男性に達成感を与える、男性は女性ほど残業に対してストレスを感じていないと本書には書かれています。昨今は長時間仕事だけに没頭し続ける男性は減ってきているはずですが、少なくとも10年前はそのような社会人生活は男性にとって一般的だったでしょう。一方、女性は仕事に一生懸命になりながらも、どこかで常に仕事以外の要素について考えていますし、実際に時間を割きます。子供のこと、友達との会話、身体のリズム、お肌の体調、ファッションについて・・・男性にとってはどうでも良いことも考える必要があります。そう、女性は色んなことに忙しいのです!!

忙しいからこそ、女性は男性より仕事上の困難に立ち向かう気力、体力が劣ってしまいがちなのだと思います。ただゲームに勝つには、多少時間がかかっても、辛くても、最後まで粘り強くやり切らなくてはいけません。あと1日、あと1週間、あと1年・・・継続することで見えてくる世界があります。男性にとっては顧客開拓もビジネス創造もゲーム、女性にもその遊び心をマネしてみましょう。継続は力なり!

ルール④ 感情的にならない

これは永遠の女性のテーマですね。そんなの分かっているよ~と思いながらも、ホルモンバランスが邪魔をし、不適切な場面やちょっとした発言で苛立ってしまうときがありますよね。ただ、意識を持ちましょう。感情をコントロールする意識がない女性は、いくら頑張っても「やっぱり女性は・・・」と言言う言葉で片付けられ、結果にフォーカスしてもらえない可能性があります。少し女性が苛立っている発言を聞いただけで、相手の男性社員の耳が貝のように閉じてしまい、目が死んでしまう光景はよく見受けられます。そうなったら正しいことを主張しても相手は聞いていないので、勿体ないですよね。

対処法として、本書でも、敵や同僚の意見は自分勝手に解釈しない、顧客や目標に対して客観的になる、怒るタイミングは場をわきまえる、とのポイントを挙げています。私は、感情が豊かで他人の痛みも共感出来るのは女性の素敵な部分だと感じているため、ゲームをコントロールする武器にすれば良いと考えています。自分の主張が通らないからすぐ声を荒立てる、厳しいことを言われてすぐ泣く、飲み会で同僚にプライドを傷つけることを言われてビールをかけてしまう・・・((笑))等の目立つ行動は徹底的に抑えましょう。感情の豊かさは女性の長所として、ビジネスにも利用出来るはずです。

ルール⑤ アグレッシブになる

本書ではアグレッシブ=「力にあふれた」「決然とした」「進歩的な」「勇気がある」という意味で使用されています。女性は自分をアピールするということを意識してください。自分を主張すること、自慢することは女性より男性の方が得意です。一方女性は、他人のことを気にかけることに長けているため、自分もみているように、誰かも私が頑張っている姿がみてくれている、と思いがちですが、それは全くの誤りで、残念ながら社会では、新入社員研修中でない限り自分のことを最初から最後まで誰も見てくれていません。積極的に自分の出来ること、したことを伝え、困難と思えることも挑戦してください。男性は無意識にそれらの行動が取れますが、女性は一層意識して行動する必要があります。

ルール 戦う!

スポーツ経験がある女性なら、きっと正々堂々と、相手を称え真剣勝負、いざというときは潔く負けを認める、そしてまた次の戦いに備える、という心構えを自然と行っていたはずです。ビジネス社会では、男性は自然とその姿勢で取り組んでおり、毎回のゲームを楽しんでいます。多くの人にとって、1日の多くの時間を働く時間に割いているわけですから、目の前のゲームを楽しみましょう。どこを攻めたらこのゲームに勝てるかな?この視点は男性を見習いましょう。

ルール⑦ 真のチームプレーヤーになる

本書によると、「女性は良いチームプレーヤーではない」そうです。一般的に女性は男性より同調力や協力する力に長けていますが、チームプレーという点においては、単に協力することではなく、チームメイトが誰で、どのチームに属しているか、チームメイトをどう扱うか、ということが真のチームプレーヤーであり、同じ経験を共有することでチームとして成長しベストな結果に邁進していくとのこと。その為にユニフォームはとても大事だそうです。

この視点はなかなか見落としがちです。チームとして最大の結果を出すために100%貢献するという姿勢をみせているでしょうか。仕事以外の生活を犠牲にするわけではなくその様に貢献している姿勢をみせる(ふりをする)、チームメイトが最大限のパフォーマンスとなるよう助言しあう、常にチームに対して誠実である(チームメイトがミスをした際に弁護出来るか)、全てはゲームに勝つため、です。

ビジネスはゲームという土台の上では、上記の点を満たしたチームプレーヤーであり続けることで、男性にもチームメンバーとして認めてもらえ、意見を通してもらえたり、コミュニケーションが楽になるかもしれません。まずは、簡単なところから。チームの一員として、今日のユニフォーム(出勤の服)は適切な服装か見直してみてはいかがでしょうか(^^)。

いかがでしたか?本書に記載されている以上7つの暗黙のルールは、私が「誰か早く教えてよ~!もっと気を付けていたのに!」と実感し、気を付けることで20代後半からの社会人生活がとても違った楽しいものになりましたのでご紹介しました。この情報により、毎日がしんどいなと思っている一人でも多くの働く女性がbreak through 出来るきっかけとなれば幸いです。
それではまた次回。最後までお読みいただきありがとうございます。

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